2025.05.14
窯業系サイディングの外壁に、気になるひび割れを発見されたことはありませんか。
放置すると雨漏りや建物の劣化につながる可能性も。
小さなひび割れでも、早めの対処が大切です。
今回は、窯業系サイディングのひび割れの原因と、適切な対策について解説します。
窯業系サイディングひび割れの原因究明
経年劣化によるひび割れ
窯業系サイディングは、経年劣化によってひび割れが生じることがあります。
長期間、風雨にさらされることで、塗膜が剥がれ、サイディング自体が吸水し、膨張と収縮を繰り返すうちに、微細なひび割れ(ヘアークラック)が発生します。
また、紫外線による劣化も影響します。
このタイプのひび割れは、初期段階では目立たないこともありますが、放置すると拡大する可能性があります。
施工不良によるひび割れ
サイディングの施工不良も、ひび割れの原因となります。
例えば、釘やビスの打ち込みが不十分であったり、適切な下地処理が行われていなかったりすると、サイディングに力が加わりやすく、ひび割れが生じやすくなります。
また、シーリング材の施工不良も、雨水の浸入経路となり、ひび割れを招く可能性があります。
地震や台風などの自然災害によるひび割れ
地震や台風などの自然災害は、建物の構造に大きな影響を与え、窯業系サイディングにひび割れを引き起こす可能性があります。
特に、地震による揺れや、台風による強風は、サイディングに大きな負担をかけ、ひび割れや破損につながることがあります。
凍害によるひび割れ
寒冷地では、凍害がひび割れの原因となることがあります。
サイディング内部に浸入した水分が凍結すると、体積が増加し、サイディングに内部から圧力がかかり、ひび割れが発生します。
この現象は、繰り返し凍結融解を繰り返すことで、ひび割れが拡大していく可能性があります。
窯業系サイディングひび割れ補修の適切な対策
ひび割れの状況確認と専門家への相談
まずは、ひび割れの状況を正確に把握することが重要です。
ひび割れの幅、長さ、深さなどを確認し、写真に記録しておきましょう。
ひび割れが大きく、進行している場合は、早急に専門業者に相談することをお勧めします。
専門家は、ひび割れの原因を特定し、適切な補修方法を提案してくれます。
早急な対応が必要なひび割れの兆候
・ひび割れの幅が0.3mm以上ある場合
・ひび割れが拡大している場合
・ひび割れから雨水が浸入している場合
・サイディングが浮き上がっている場合
・サイディングに大きな亀裂が入っている場合
これらの兆候が見られる場合は、早急な対応が必要です。
放置すると、雨漏りや建物の劣化につながる可能性が高くなります。
専門会社への依頼と補修方法
専門会社への依頼が、最も安全で確実な補修方法です。
専門会社によって、ひび割れの状況に応じた適切な補修方法が選択されます。
例えば、小さなひび割れであればシーリング材による補修、大きなひび割れや破損であれば、サイディングの交換が必要となる場合があります。
補修後のメンテナンスと定期点検
補修後も、定期的な点検を行うことが大切です。
ひび割れが再発していないか、サイディングの劣化状況を確認し、必要に応じてメンテナンスを行うことで、建物の寿命を延ばすことができます。
まとめ
窯業系サイディングのひび割れは、経年劣化、施工不良、自然災害、凍害など様々な原因で発生します。
小さなひび割れでも放置すると、雨漏りや建物の劣化に繋がるため、早めの対処が重要です。
ひび割れの状況を確認し、必要に応じて専門業者に相談、依頼しましょう。
専門会社による適切な補修と、定期的な点検・メンテナンスを行うことで、建物の安全と美観を保ちましょう。
早期発見と適切な対応が、建物を守る上で非常に重要です。
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ガイソー 上尾店
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